・告知
【今月のレポート】
4月は今が旬の富山の春のホタルイカパターンについて書きました。モンキスHPからどうぞ!
(この時期だけの富山の春の魚体)
モンスターキス10周年を記念して10thアニバーサリー・コットンロングTシャツが発売されました!今年限定生産ですのでお早めに。
・今月の釣行
日数:17日
・ホタルイカ身投げ情報&釣果報告
今シーズンはどうやら沖が当たり年。定置網には大量に入っていて、身投げは全然少ない。期待の新月大潮周りの条件揃った日も爆湧きならず…。ぶっちゃけスーパーで買って食べた方がコスパ高いですw(実際に掬って食べたいという人は別)
次なるチャンスは5月の新月周り、今年は"爆湧き"あるのか?
釣りの方もホタルイカが絡まず、魚が岸に寄ってない。水温低下もあってか苦戦中…。
今は少しの時間があれば釣りに行きたいので、釣果報告はまとめて来月アップします!
(ハイライトはサムネの富山型ジュウサンウグイのロクマル)
・川合的ホタルイカパターン
前回はホタルイカパターンの基本的な事を書きましたが、今回は富山の春のプラグによるメバル・クロダイの釣り方と釣り分けについて書きたいと思います。
※写真は全て今年の2022年に撮影
【メバル】
富山の春はメバルにとってアフター(産卵後)の時期。そこに丁度ホタルイカが絡むため、メバルには気持ち大きめのプラグ(6cm〜9cm)に反応が良くなる傾向が強い。HT-6×4Sに導かれるままに、今は数よりサイズがテーマ。
(ルアーを大きくすることで富山クオリティなメバルが出やすい)
近年の間で、この時期メインで使用するホタルイカ型ルアーは、使い方次第でホタルイカだけでなく、その他のベイトでも普通に釣れることが分かってきた。
(廃盤"元祖ホタルイカ型ルアー"スタンディングスクイッド76・ミゼット63を今一度使える機会に恵まれた)
自分的には感度重視の釣りで、このルアーがHT-6×4Sの7フィートモードでギリギリ扱える重さであり、ホタルイカ以外のベイトにもマッチしやすいサイズ感とボリューム感だと思う。
この時期に強く意識しているベイトは大きく分けてホタルイカ、アミやプランクトン・稚鮎の3種類。
本物に激似なシルエットからホタルイカを捕食している魚にしか効かないと思われがちだけど、アクションとカラー次第ではアミやプランクトンにしかなかなか反応しない時でも対応できてる。
(特に潮につくメバルはアミなどを意識していることが多いと思う)
アクションはデッドスローなただ巻き、ストップアンドゴー。
潮がそれなりに効いていればそれに合わせて巻かずに流すといった感じ。
同行者の小塚さんが釣ったメバルも状況的に恐らくアミを意識した魚だった。(隣でメバルじゃない魚釣ってましたw)
ホタルイカルアーはアクションに加えてクリア系(ラメも入っていてほしい)カラーを選ぶとよりアミを意識した魚に効果的。
よってホタルイカがハマらない時は、「ホタルイカを意識しつつのアミ・プランクトンパターン」で魚が釣れてるのだと思う。
(僕が普段やらないベイトでメバル。この日は爆風でベイトのラインコントロール性能はアリかもと思った)
(MV55で良型ブルーバック2連発。小塚さん、フツーの釣りしてもフツーに釣るw)
ルアーサイズを大きくすることで、メバル以外の魚種もよくヒットしやすくて、この時期より多くの魚種を釣りたい僕にとってメリットに感じる。(メバル・チヌ両方同時に本命として狙える)。
あとはルアーサイズと重量から太軸のフックや大型の番手を乗せられたりも。ホタルイカ型ルアーに加えてより飛距離が稼げてアクションの質の違う通常のシンペンも入れておくと釣りの幅がグンと広がる。
(富山の春チヌはルアーを強く意識している個体が多い)
やっぱりどうしても…小型のルアーでしか魚を出せない状況ではなかなかバイトが少ないことも。バイトがあってやっと乗せれてもリアフックに外掛かりや下顎に掛かったり…。そんな経験は今年に入ってから何度もあった。
(10バイト以上あった中での1匹)
ということで、HT-6×4Sに導かれるようにロッドに合わせたルアー選択でストロングな釣りを展開中。
近い将来、今のモンキス製品には存在しないよりライトなルアー(1g〜)から扱えて、小さいアタリをティップで柔軟に対応できて、それでいてパワー負けせずに魚をちゃんとキャッチできるような…やりたい釣りを高い次元でこなせるライトロッドをマルチピースで実現したいと思う。(いずれ作るからにはわがまま言うと思いますw)
(ハンターズ以前から他社製のロッドも実際に使って勉強中)
【クロダイ】
メバルはアフターなのに反して、クロダイはノッコミ(産卵期)の時期。この時期、富山の春チヌはメバル以上にプラグへの反応が強いように思う。
(釣れるサイズはほとんどが大型でコンディションも抜群な個体が多い)
メバルと同じくホタルイカが湧いたポイントは激アツになることが多く、そんな状況ではメバル・チヌ両方同時に狙える。
メバルとのポイントの違いはチヌは汽水域を強く好む傾向が強く、汽水絡みのポイントはホタルイカ関係なく回遊してきやすい。シーバスが出やすい場所は1つの狙い目。
反応しやすいアクションも少し違っていて、メバルはただ巻きが主体だったのに対してチヌはロッドで操作する「ホタルイカジャーク」を多用することが多い。その後のステイやフォールで食わせるイメージ。
広く探ったほうが良いこともあるが、チヌはあまり動かさない方がバイトしてきやすいと思う。
ルアーのサイズはメバルと全く同じで(6cm〜9cm)。自分なりに色々と試行錯誤してみて、このサイズ感が富山の春チヌやその他のフィッシュイーターには有効に思う。
大きめのプラグを使うことにプラスした一工夫としては、ルアーの先に集魚ライト「ルミコ」とフックに夜行玉を必ず装着している。理由はクロダイは好奇心旺盛で光に対して反応しやすいと思うから。
(ルミコはルアーの先のラインに付け、夜行玉はリアフックにのみ付けるのがご当地スタイル)
多用する色はホタルイカに近いブルーとグリーン。これを付けるか付けないかで魚の反応が増えたり減ったりする。付ける人と付けない人ハッキリ分かれているのも面白い。
(気持ちの問題な気もするが、水質によって使い分ける。あとはホタルイカが出ている時は光量の多いブルー、ホタルイカが出ていない時は光量の少ないグリーンで使い分けたりも)
反対にメバルが本命の時は混合ベイトの場合が多くて、初めはルミコも夜行玉も付けないのが自分流。現場で確認してホタルイカパターンだと感じたら付けるようにすることが多い。これも人によって好みかなぁと。
(メバルは偏食するためか、それ以外の根魚系は基本的にルミコを付けた方が反応しやすい傾向。キジハタはそろそろ大型が動き出す時期)
(川絡みでは嬉しいゲストのクロソイも)
【メバル・チヌに加えて狙うターゲット】
ショアからマダイ。チヌより遅く5月〜7月にかけてが乗っ込みでホタルイカやその他の捕食しに浅瀬に差してくるという。
シーズン終盤に現れるラスボス的なイメージ。満足できるショアレッドを今年のホタパタ最終目標に設定。キャッチできたらまた報告します!
春の富山の釣りについて今の僕の釣りスタイルや考え方を書いてみたけど、正解はないからこそ面白い。もしも現場で会った時は富山の春の釣りについて雑談しましょう…。笑
・今月のキトキトグルメレポート
4月1日、今年もシロエビ漁が解禁!
ホタルイカにシロエビにと地元の幸も堪能できる季節になってきた。きときと食堂にもメニューが追加されていた!
(今後グルメネタにも力入れていきます)
(シロエビ天丼1200円@きときと食堂)
次回の月刊キトキトハンターは5月20日にアップします!
春はどの地域も同じだと思うけどいい意味で忙しい。ホタルイカシーズンはホタルイカ掬いはもちろん、釣りではメバル・チヌに加えて大型ショアレッド、ゴーマルキジハタ、ナナマルウグイなどなど…。富山のホタパタに拘って、いつしか達成したい目標が膨らむ。ホタルイカシーズンが終わるまでは(6月辺りまでは)地元に専念します!
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