2020年12月29日火曜日

怪魚釣りを始めたキッカケ



はじめまして、川合正悟です。今後このブログで僕の地元である北陸の釣りから世界の怪魚までの釣行を詳しく書いていけたらと思ってます!まずは簡単に自己紹介をさせてください。

川合正悟、1996年生まれ、富山県在住。
現在24歳時点で、釣り旅で海外渡航10回。幼い頃から魚や釣りが好きで国内外問わず釣りをしています。海外釣行を重ねながら、国内では主に地元である北陸のソルトを今後さらにやり込んでいくつもりなので、そちらも記事にできたらと思います。宜しくです!


(19歳の僕、不意の事故により長期入院。)

タイトルの「怪魚釣りを始めたキッカケ」それは自分にとって、間違いなくまだ10代だった日の事故。

当時、海外釣行はタイの釣り堀しか経験がなかった僕は、旅の資金を作るために金属プレス工場で働き始めた。今思えば危険な仕事内容だった…
ただ、10代当時は出来るだけ早く旅に出たい!という気持ちで胸がいっぱい。

仕事にも慣れてきたある日、思いもよらない事故が起きた。
利き手の右手が50tプレス機に挟まれた・・・
(挟まれた直後に安全装置が作動して停止。事故の原因を追ったけど明確な原因は分からない。言えるのは自分の判断ミスだったということ。)

(2016年5月16日、事故当時のレントゲン。)

術後、意識が戻り医師からは「切断の可能性が高い」と告げられた。その証拠に神経、動脈、健、全て通っていない。「いや、絶対治してくださいよ!」と医師に何度も頭を下げてお願いした。

そんな中、絶対諦めない気持ちを胸に計6回の手術→入院→リバビリを繰り返すと、兆しが見えてきた。利き手と逆、右投げから左投げに変更して、なんとか釣りができるまで回復した。右手がハンドルを回せるようにまで回復した後は狂ったように海外へ飛び出した!

(2019年4月、ケニアで手にしたナイルパーチ149cm。全てが報われた瞬間。)

(2019年8月23日、現在のレントゲン。)

あの事故から、約3年半という治療期間を経てここまで回復。奇跡に近い回復なんだとか。今までと変わらず生活できて釣りができるまで回復して本当に良かったな。たくさんの人に感謝している。

今のご時世、コロナで海外が遠くなってしまったけど、これからもずっと旅を続けいくつもりです!(あの時錯乱して、"労災怪魚ハンター"を背負って旅に出てよかったなとつくづく思う。笑) それぞれが自由に旅できる日が早く戻ってくるといいな。