2022年3月20日日曜日

月刊キトキトハンター3月号(2022年3月号)




・告知

モンキス10周年記念のリミテッドモデルDear Monster MX-39受注開始いたしました! "39"という感謝企画。リピーター割で20000引きの"39"950円。


そんなマルチピースロッドを収納するためのロッドケース。
ネイチャーボーイズ×モンスターキスのコラボ「ROD CASE AIR / Monster Kiss Custom U50がついに発売!現在予約満了により、欲しくても予約できなかった方はまた次のタイミングでゲットしてください!モンキス事務所で何度か見て一目惚れし僕も予約済み(笑)。



「U50」とはアンダー50cmの事で、モンスターキス社の全モデルが収納可能。最大で8モデル程度まで収納できます)


 ・今月の釣行
 日数:12日


【身投げ報告】

今年は雪が降り続いて季節が遅れ気味に感じていたけど、期待の新月大潮周りでシーズン開幕!
3月1日に広範囲で接岸があり、その後10日間ほど毎晩のように身投げが続いていた。(現在は不安定な状況)
次の大量接岸のタイミングはやはり新月大潮の3月31日、4月1日&2日。

(嬉しい初物。ホタパタで使用するHT-6×4Sを添えて。)


【釣果報告】

3月初旬。ホタルイカの身投げがあちこちで始まり、活性の上がった第1陣の魚がポツポツと差してくるタイミング。
まだまだ走りの時期ではあるが、開幕の魚は富山クオリティな尺メバル。この魚体、メバル好きとしてほんと見惚れる……。

(シロメバルの自己記録タイ32cm)

一方のクロダイは、ホタルイカが絡まない状況で2枚。
まだまだ走りの時期、これからに期待!

(サイズは45cm。サイズはなかなか選べないけど、アベレージが大きい)

ホタパタ以外の釣法で6枚。(ボトム、メバルの外道にて)正直なところ感度の高いチニング専用ロッドならまだまだ数伸ばせたかなという印象。ハイシーズンに入ったら併用して使ってみたいと思った。

(釣り方で釣れるサイズが違う点も面白い)

現在計8枚。
クロダイはこのカウンターを"100"にするのが目標。

来月も同様にメバルの"サイズ"、クロダイの"数"を追ってみよう。
これからこちらの「月刊キトキトハンター」では目立った釣果を小出しにして、よりディープな話?は別の釣行記にまとめます。
そちらも順次アップするので遊びに来てくれると嬉しいです!


・川合的ホタルイカパターンについて

今回は今現在の"川合的ホタルイカパターン"の考え方とタックル
セッティングについて。2回の記事に分けて書きます!

春はホタルイカ以外のベイトが存在するのは間違いないけど、富山が最も熱くなる季節。近年ホタルイカパターンに拘った釣りを展開しています。


【ホタルイカの有無】

まずは第1に"ホタルイカパターン"ということで、断然ホタルイカがいる方が良い(笑)。
かといって大量に沸く日が良いのかというとそうでもなく、シーズン中に数回ある"爆沸き"と呼ばれる日は魚がすぐに満腹になり、ホタルイカ捕りの人で賑わうためあまり良くないことが多い。
最も適していると思う量は、釣行前後の短時間に集中してポツポツ沸く程度。

(爆沸きの日は釣りから掬いに変更することも多い)

【釣りの条件】

釣りに適した潮は基本的に身投げと同じだと思っていて、1番良いタイミングが新月大潮。新月大潮前後の中潮も実績が高い。
そんな潮周りで凪の日を狙って釣行することが多いかな。

地合いは、魚の立ち回りと食い気の要素が合致するのかホタルイカの出始めと朝マズメに集中する事が多く、ある程度の予測を立てることが出来るように思う。ただ、ホタルイカの出始めに地合いが訪れ、朝マズメはバイトすら無し……なんてことも。
その日の状況やポイントによってコツコツデータ取ってはいるけど、完全に絞り切ることはできないのが現状。

(ホタルイカが沸いた日の朝マズメに出たクロダイ。予測が当たって手にした魚は格別)

【釣りのポイント】

ホタルイカの絡むサーフやゴロタがポイントで、かつ魚が居着きやすかったり、回遊してきやすい何かしら変化のある場所。
ホタルイカが期待できない日は、「数日前に沸いた」ポイントに行くと魚の反応が良かったりする。

昨シーズンひたすらフィールドに通ってみて、新月大潮の良い潮周りはホタルイカは沸くけど人も沸いて釣りにならない日も……。
今年からは陸っぱりだけでなく船からのホタルイカパターンもやり込んでいきたい。色々と試行錯誤できて、新たな発見があったり楽しみが増えそうな予感!

(昨年のホタルイカルアー2連結で"ビッグベイト・メバル"。
船のシーンだからこそ試せることもある)


【ホタパタセッティング】

僕の中でこの釣りでのメインターゲットはメバルとクロダイ。

それらを狙うために以前まで(HT-6×4Sを使い始める前まで)使用していたタックルは感度重視のメバルタックル。


①繊細なアクションをつけやすい。

②アタリを多く取れる。

③引きを存分に楽しむことができる。

④そのままメバリングに流用可能。

明確にこの4つの理由で、釣りを楽しむことを最重視したタックルバランスだった。


ただ、富山は他地域と比べてポイントに障害物が多く、大物が掛かるとラインブレイクされることが何度もあった……(今現在メバルをやり込んでいる知人からもよく話を聞く)


(メバルは産卵を終えて回復するために餌を食うタイミング)


昨年からHT-6×4S(7フィートモード)での釣りをメインに組み立てるようになってから、タックルに関しての考え方がガラッと変わり、感度以上にパワーを最重視するようになった。


(プロトの時はもう少し硬かったけど、ベリー部をライト化)


パワーを意識した結果、富山のラインブレイクしやすい地形と何が掛かるか分からない状況でも安心してファイトできてしっかりキャッチできるように。シンプルだけど、専用ロッドが存在しないだけにこれはかなり大きい部分。

リリースを前提に考えて釣りしている今、魚を掛けたら確実に捕るためのタックル立てに変化した。


(このサイズのデカメバルが掛かった時、何度も悔しい思いをしていた……今回は躊躇することなくキャッチ)


メバルやクロダイの他には、大型のシーバス。

メバルロッドだと竿がのされて必要以上に沖まで走られることがあったけど、自信持ってファイトできた。

(シーバスもランカーサイズになると64くらいのパワーがあってこそ楽しめるかなと)


数は濃いけど、サイズが出にくい北陸のキジハタもホタルイカの絡む条件なら期待できる。

この時期浮いていることは滅多になく、ボトム付近で掛かるとパワーが必要。ドラグを締めバットを利用し強引にキャッチ。

狙える魚種が広がり、それにより釣りの幅も広がったように感じる。


(昨年のホタパタ自己記録更新の42cm)

(キジハタといえば、使用できるルアーの幅が広いロッドだと1本でこんな楽しい釣りも可能にw)


【現在のホタパタタックル】

ロッド:HT-6×4S(フィートモード)

リール:ストラディックC3000HG

ライン:エックスブレイドアップグレードX8

0.8号+グランドマックス3号



次回の定期更新は違った内容の"川合的ホタルイカパターン"について書きたいと思います!
今このタックルでどこまでやれるか、そこも楽しみたい。

HT-6×4Sはホタパタにも使えるのは間違いないけど、あくまでなんでもロッド。地元の普段の釣りで使いたいロッドはまた別で構想中。
パワーレンジやレングスを見直しながら、いつかこの釣りをさらに深められるロッドを作りたいと強く思う。


(釣行後、行きつけのきときと食堂『おまかせ定食700円』
ブログに度々登場します)

次回の月刊キトキトハンターは4月20日にUPします!
来月も引き続きメバル、チヌをメインに狙っていきます。船からも展開して、季節が進むごとに釣れてくる魚種も増えるので次回は富山らしいブログにできるかも。
また、釣りの合間を縫って釣行記の方も書いていくのでそちらもよろしくです!

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