2021年12月20日月曜日

月刊キトキトハンター12月号


・ハンターズ告知

【SEABASS Life 2021年1月号 冬号No.11】

今年11月、激渋だった富山河川での雑誌取材。
HUNTERSテスターの僕と菅野くんのシーバスとの向き合い方についての記事が【Time to Release】で見開き6Pにて掲載されています。是非一読ください!
改めて振り返って去年が嘘みたいに渋かった・・・。

(今の時代、ネットでいくらでも情報が溢れているけど、書籍でしか得られないこともあるはず)

(怪魚×シーバス。2人のシーバススタイルを中心とした記事。他の方々の記事もこれから時間見つけてしっかり読ませていただきます)


【新製品HT-6×4S"backpacker"】

HT-6×4S"backpacker"受注開始しました!!
現行品の「HT-6/7"Bushman"、「HT-7/8"Pioneer"」、「HT-26"Minlmalist"」3モデルは再生産、再販売しています(仕様変更はございません)
インターネットでの購入はこちらから↓


今回は新製品の「HT-6×4S"backpacker"」について。

「HT-6/7、HT-7/8に加えてHT-6×4Sの可変長構造を搭載したこの3本があれば、国内外一通りのことがやりきれる、完結する。」

(1本が4本にトランスフォームするって考えるだけでワクワクするはず)

モンキスをいつも見ている方の多くは怪魚&珍魚が好きな傾向が強いはず。
(同じくそうです)海の魚が中心に登場するので、最初に述べておきますがソルト専用のロッドではないです。笑
僕らがソルト中心で使い込んでるだけなので、幅広く?扱えて楽しめるロッドかなと思います!

(当時22歳の時、アフリカでティラピアを釣ったタックルはMX7にPE6号を直結にして2gスピナーにて。
無理矢理感半端ないけどやろうと思えばやれる。何が言いたいかと言うと、国内と海外の汎用性ロッドは全く別物だと思うこと)


【北陸×HT-6×4S】

2021年、新型コロナウイルスの影響で海外へ自由に行けなくなったのをキッカケに地元である北陸の釣りを見つめ直すことにした。
富山で旬(キトキト)な魚をテーマに、日々目標を作ってフィールドに立てたら楽しいんじゃないかなと。
僕は海外へ行く前からそれなりに釣りをしていて、モンキス製品(マルチピース)で普段の釣りにも使えるスピニングが欲しいと思っていた。
だって普段の釣りで最も汎用性あるのがライトなスピニングだとはっきり感じていたから!

今の僕にとって相棒みたいな存在の竿。



【1本で4本にトランスフォーム】

画像の通り、(5.7ft)(6.0ft)(6.7ft)、(7.0ft)まで4段階可変長可能。
遠征を軸に国内外の淡水〜ソルトまで幅広く釣りがしたい自分にとって、大きな武器を得たと思う。

(どのレングスが正解は正直ないと思う。対象魚、ルアーウエイト、釣り場の状況…気分で自由気ままに)

主な竿のスペックは以下!

Length:4段階可変長 ( 5’7”-6’0”-6’7”-7’0”ft ) 

Power:ミディアム

Action:レギュラーファースト

Lure capa:3~30g

Line capa:PE 0.8〜2号

Leader capa:~40lb

Weight:135g-155g-165g-185g

継数: 4pc~6pc

仕舞寸法:49.5cm

60度検品リフト強度:6kg

VSSリールシート、LOGR(ダブルロックナット)、硬質EVA、ステンkガイド採用。


【HT-6×4のタックルセッティング】

メインで合わせていたリールは現行ストラディックの2500とC3000番。ラインはPE0.6〜1.5号+リーダーはナイロン、フロロ2号〜5号。
ガイドの内径的にラインはこのくらいの太さまでが使いやすいかな。(ステラが必要なら買ってると思うけど自分には必要ない気がして、そんなお金あったら遠征費に回したいと思うのが今の考え・・・)

(ストラディックを好んで使っている理由は今年、
釣行回数が多いことが予想できた(週5〜8回w)&
それによってメンテしないから。普段のライトな釣りには十分すぎる)


【4レングス別のシチュエーションと使い分け】

あくまで僕や周りの友人達が使ってみてのインプレ。(今後さらにアップデートできることを記事にできればなと!)
ルアーウエイトはスペックを参考に、写真から感じ取ってもらえたら。


「5.7ftモード&6ftモード」

淡水の川幅が狭まった河川や水路。
海では、魚との距離が近い接近戦での釣り。

琵琶湖水系のケタバス。ニゴイが掛かるようなことも多々あり。この時はチタラミニを中心に使って次々にヒットさせられた)

(64で釣るには・・・なサイズのコイ81cm。周りに障害物があったけどいなしながら最後はキャッチ)

小塚さんはアメナマをショートレングスで!
専用ロッドに振り回されなくても、釣りを理解していて竿の使い所を分かってる人が持つと、気づいたら良い魚を出してくる印象。

(かなりレアな展開の中でのキャッチだったそう。このクラスの怪魚系の魚にしっかり使っていける竿だということ)


メインでテストに時間を費やしたチヌトップ。
ペンシルやポッパーが主流で、他にも面白い釣り方があるんじゃないかなとこの夏に試行錯誤してみたり。釣り場の状況次第ではソルトの魚の中でトップクラスに幅利かせて楽しめることが判明した!サイズの割に引きが強くて、今年は発見が多すぎて、来年さらにやり込みたいなと。

(川幅が狭く、限りなく純淡水に近い場所で5.7ftモードのレングスが生きる)

(超小場所でのチヌトップ。予想以上にハネモノが効く状況を発見できた)

北陸には生息していないキビレとも再開してきた。
小場所でペンシルやポッパーみたいにアクションさせる釣りなら特にこの2レングスだ。ピンポイントキャストができ、手首の負担が少なく済むメリットが目立った。

(時間に限りがあったけど、次回はメインで遠征予定!)

(ジャンピングフロッグで。カエルにしか見えないルアーで本当に釣れちゃったw)

小場所で激しくアクションさせる時は、短めのレングスが生きるけど、大場所で使う場合は竿のレングスがあった方が飛距離が出しやすい。

(フロッグチヌもこの夏達成、バトラXにて)

細かい釣り場の状況を見てレングスを細かく変えていける。
あとは、バットピースの色がオレンジとブラックで使えるから好みの気分で変えられるのも楽しいなと。

(いつでも出逢いは突然に?ジャンピングフロッグでテナガダコ登場)


「6.7ftモード&7ftモード」

淡水の大場所、海での陸っぱり&ボート。
比較的遠投が必要な場所。

自分自身、最長の7ftモードで扱うことが1番多かった!

今年のキジハタはスプーンという原点的な?ルアーで狙ってみることに。
元を辿ると、小塚さんに「北陸ソルトにスプーンいいんじゃない?試してみれば?」とアドバイス貰っていた。
いざ実践すると、結果は早かった!

(18gスプーンで44cmのキジハタ。富山というか北陸ではメインで狙っている人でもこのサイズはショアからなかなか出ないサイズだと思う)

(オレンジ×オレンジで64が映える。このキジハタは
キジハタを吐き出すw)

5g〜28g程度の各種リグ、スプーンまで幅広く使ってみて、なかなか操作性に優れている印象。
スプーンでロック(主にハタ)は進んで取り入れていきたい。今後の"キトキトスプーン"に乞うご期待あれ!

(釣果も大事だけど、新しい発見に繋がったことが1番嬉しい)

毎年恒例のご当地ホタルイカパターンではシンペンやミノーを中心に、ビッグベイトまで扱ってる。この釣りは意外と繊細でかなりスロー。
その多くは抵抗の少ない系ルアーがメインで、少し重めの14g程度から上が使いやすいかな。

(主にチヌで徹底的にテスト。写真中央の魚は"ホタルイカルアーを連結"させて釣った1匹)

(振り返ってみると、メバルに浮気していたためやり切れず。来シーズンはブレない)

メバルでもこういう釣り方なら問題なく楽しめた。
ジグ単は難しいけどやろうと思えばフロートリグ、キャロライナリグは何とか釣りにはなる。メバルロッドではパワー的に心細いような一面でも64がそれをカバーしてくれた。根回りでチヌやシーバスを掛けた時とかね。

(ホタルイカルアー2連結でメバルは他にないんじゃないかな?もし試している人いたら来シーズンご一緒しましょう!笑)

フラットフィッシュ、マゴチ。小~中規模エリアやボートから狙ってみて、シチュエーション次第ではロングロッドよりも操作性が高くて楽しく狙えた。
ヒラメは北陸少ない・・・

(ワームよりチタラでスピーディに探って出た)

4段階にレングスを変えられる部分はカヤックやフローターなんかも面白いかも。これはまだまだ使い込めてないので来年しっかりやろうと思います!

(中古で半額で購入したインフレータブル、2022年はガンガン使っていくよ)

富山湾はブリが有名。
船からといえどブリサイズをしっかり狙っていくのは大変だとしても、富山の呼び名でフクラギサイズ(ハマチ)なら丁度楽しめる。原さんの船でワイワイできて楽しい釣りだった!グリップが短いため、ジギングよりもキャスティングの釣り向き。

(キトキト富山でブリサイズ1m10kgオーバー釣りたいなぁ)

船といえば、新潟「シートランス」さんから出船しサワラキャスティングへ。時期によっては1mオーバーも
出るみたいだけど、70~80クラスはパワー負けすることなく楽しめた。偶然良い日に当たり、魚を掛けるという意味では竿のテストになる。
こういった所謂、専用ロッドがないような釣りに特にバッチリはまった!

(次はサワラの旬な春先にタイミング合あせて行きたい)

一方の菅ちゃんはシーバスにも使ってる。
普段のシーバスタックルHT-6/7とHT-7/8に加えて、スピニングが生きる場面で使ってる印象が強くて、ドブシースタイルにはうってつけかなと!これは僕よりよっぽど詳しい菅ちゃんのブログを見てね~!

(ハンドメイドルアー"ステゴマ9"にて)

そんなシーバス釣りの旬な秋、モンスターベース実店舗&地元上州屋のイベントに遊びに来てくれた、ともきくん。
コロナが落ち着けば海外に釣り旅へ出るという熱い若者の1人。

64を実際に振ってみたいと「庄川サケ有効利用調査」で使ってくれることに!
いや、県内でそんな釣獲調査があったなんて知らなかった…

〜以下、ともきくんからの簡単なインプレ〜

20g前後のスプーンを扱う中規模河川でのサケゲームで、主に7ftモードを主軸に使用させていただきました。魚がついているであろう場所に、鼻先を通すイメージでルアーを流し込むためにも正確なキャストが求められる中で難なくそれをこなし、80クラスのサケ相手でも安心してやり取りできました^_^

(いつも楽しみに見てるけど、他の釣り人より圧倒的に"釣る人"の印象しかない)

(イカちい顔つき。釣ってるところ自分も見に行きたかった)

ともきくんのSNSに他にもサケの良い写真がアップされてるので是非チェック。それにしても釣る。
ともきくん、本当にありがとう!!

専用ロッドではなく、あくまで"怪魚ロッド"。与えられたものをどう使うか、そこを楽しんだ。
魚種問わず、竿の特性を考えながら、しっかりテストできたと思う!
ハンターズは「上手いやつより、熱いやつに使ってほしい」。僕から付け加えると、「上手いやつより、本当に釣りが好きなやつに使ってほしい」。

と、長くなりすぎても訳わからなくなるのでこの辺にしておきますw
テストの時から64に興味持って声かけてくれたり、前向きなアドバイスくれた方に感謝。

「HT6×4S “backpacker”」に関して、その他の情報は直接モンキスブログや、各SNSなどで情報発信がされると思います。 
近いうち店頭にも並ぶそうなので、手に入らなかった方はお店でゲットしてください!

これから更新されるであろうハンターズテスター
菅ちゃんのブログもチェック!



今年の【月刊キトキトハンター】は今回で最後です。
自身、今年初めてブログを書いてみて12回の定期更新は結構大変な部分もあったけど、楽しかったし何より続けられてよかった。2021年、あっという間に1年が過ぎた・・・頭の中は既に来年、今年できなかったことは来年やればいい。
読んでくださり、ありがとうございました!次の更新は年末〜年明け辺りに。
また遊びに来てくれると嬉しいです!

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